大人になると、自分の時間よりも、まわりとの係わり合いのほうに時間をとられるようになるので、どうしても自分のことは先延ばしになりがちである。さらにわたしは、ぐうたらときているので、なかなか行動を起こすことが出来ずに、自分のことは後回しで、いつまでたっても現状に変化が生まれない、という毎日を送りがちなのである。
自分との約束
だが、ブログをやるという、いわば「自分との約束」を果たせたいま、その勢いにのせて、いろいろとやる気になっているのである。このエネルギーで、やれるものは一気にこなしてしまいたいと思っている。
それにしても、ブログをやる=ずっと自分がやろうと思っていたことを実際にやってみる、ということを現実のものにすることは、こんなにも気持ちがいいものなのか。その気持ちよさが、さらなるやる気を生み出しているのだと思うと、これがいわゆる「上昇のスパイラル」と呼ばれるものなのだということに気がつく。
時には熟考することも大切
ブログをやろうと思ったのが昨年の11月で、以来いろいろなブログサービスをチェックしていたのだが、同時にサービスの比較などはいいから、とにかくはじめてみろと思っている自分もいたにはいた。
だが、そんな思いをじっとこらえてさまざまな比較検討をしたがゆえに、結果、サーバーを契約して独自ドメインも取得し、自分だけの空間を確保できたのである。時間はかかったが、これはいい選択だったと思う。
自分に自信をもつことから、すべてははじまる
わたしはネットをはじめ、コンピュータ関係には苦手意識があった。だが今回、さまざまなサイトを参考にしながら、自分ひとりでブログを作成できたということが、大きな自信につながった。自分に自信が持てるようになったのだ。
自信をもつということ、これは、とても大切なことだと思う。自信がないというただそれだけで、思考停止になり、行動が萎縮したりするのが人間である。そう、冒頭で書いたように、いまのわたしがブログ完成の勢いでさまざまなことにやる気になって、何でもできるという風な気持ちになっているのは、自分に自信をもてたということに関係しているのだろう。
ブログという自分だけの空間と、思いがけず手にすることが出来た自信。これからも、ともに育んでいきたいものである。