わたしは花粉症で、この季節は辛い。年によって程度の違いこそあれど、目と鼻をやられて参っている。だが不思議なもので、世の中にはまったく花粉症とは無縁の人がいる。
かくいうわたしも、ある時期まではなんともなかった。だが、10年ほど前からだろうか、急に花粉に反応する体になってしまったのである。おそらく体質が変化してしまったのだろう。要は花粉に過剰反応する体になってしまったというわけである。
何とかしたい、花粉症のこんな辛い症状
この季節、鼻水がとめどなく出たり、くしゃみを連発するのも辛いが、わたし個人としては、目が痒いのが本当に参る。痒いプラス痛いといった具合で、集中力が極端に落ちるのである。
だが、我慢できなくて指でこすってしまったりすると何の解決にならないばかりか余計に痒くなったりして、さらに大変なことになる。
病院に行く時間の余裕がない現代人
では、花粉症のひとは、どうすればいいのか。
もっとも確実なのが病院にいくことであるが、子どもや老人ならいざしらず、仕事を持っている身にもなると、なかなか病院通いも難しいのが実情だ。社会人は健康管理も実力のうちと考えられているのがコンセンサスとなっているが、花粉症ばかりは体の過剰反応ゆえ、予防も何もない。
そんなときに有効なのは、ショウガである。
ショウガをお湯に溶かすだけ!
やりかたは簡単。沸騰させたお湯にただチューブのショウガを入れてかき混ぜるだけである。簡単この上ない。
これを飲むと体がぽかぽかと温まり、いかにも免疫力がアップしている感じがするのだ。実際、これはわたしだけの思い込みでもなんでもなく、ショウガを取って健康になろうという主旨のことを訴える本が多数出ているのだ。
実際わたしは、ショウガを溶かしたお湯を飲むと、症状が和らぐのである。また前述したように体がぽかぽかと温まるので、気持ちがいい。それは、あたかも湯船に使っているかのような感覚ですらある。
花粉症の不思議
さて、そんな辛い花粉症だが、わたしが不思議に思っていることがある。
これはもしかしたら私だけなのかもしれないが、目の痒みと鼻水やくしゃみの連発は、同時には起きない。症状が出るときは目だけ、あるいは鼻だけというかたちなのである。それぞれの症状が日替わり、あるいは時間ごとにあらわれるのだ。
おそらく体が反応する花粉の種類がことなるのだろう。共に辛いが、両方同時でないだけでもありがたい。