『運に好かれる人、見放される人』松永修岳/著

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世の中には、運がいい人がいる。そんな人を見ると、ふと、ああ羨ましいなとため息のひとつでもこぼしてしまうが、著者は自分のちからで運を引き寄せることは可能であると断言する。本書は、運を招きよせ、身につけ、花開かせるための技術が解説された本である。

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この世界は、法則が支配している

著者は、そもそもの前提として、幸せになるにはこの世界を貫く法則にそった生き方をしなければならないと述べる。この世界には、引力をはじめさまざまな法則がある。引力は目に見え、実感できるからその存在を理解できるが、目に見ることが出来ないものは、その存在を意識することは難しい。

そこで、著者は風水について触れる。風水とは、環境における運気の流れを探求したものである。風水を日常生活に取り入れていくことで、環境を整え、生活、果ては人生までをも改善していこうというのが、本書の主張である。

まず、玄関を綺麗にする!

では、具体的にどうすればいいのだろうか。簡単である。身の回りを片付け、綺麗にすればいいのである。著者は、特に玄関を片付けろと訴える。玄関とは外界との出入り口であり、まさに運が家に出入りする空間であるからだ。特に注意すべきなのは、脱いだ靴の取り扱いである。つい靴を脱ぎっぱなしにしてしまいがちであるが、避けるべきだ。見た目がだらしないのはもちろんのこと、開運の上でもよくないのだというのである。せっかく下駄箱があるのだから、面倒臭がらずにきちんとしまうようにしよう。その上で、毎日玄関を綺麗に掃除して、掃き清めることをすればなおいい。

「運も実力のうち」は間違い!

著者は、開運法にくわえ、運そのものについても語っている。特に「運も実力のうち」という言葉についてその思うところを述べている箇所があるのだが、これがなかなか鋭い。著者は、運と実力は異なるものであると指摘するのである。いくら運が向いてきたところで、実力が伴っていなければ、長続きはしないというのだ。

これは、言われてみるとたしかにそのとおりだと思う。いわゆるビギナーズラックということが稀にあるが、あれなどはまさにそのとおりで、実力が伴っていないがために、ラッキーな状態を維持するのが難しいのである。

もし今現在、あまり運が向いていないと思うのであれば、今という時間は、近い将来に運が向いてきたときに、そのチャンスを十分にいかして、一気にジャンプアップするために必要となるだけの実力を蓄えておくべきときなのだと信じることだ。ただひたすら、自分を信じて努力を重ねるのである。

騙されたと思ってやってみよう!

玄関を中心に片付けをして、綺麗な環境にする。そうすることで気持ちがはればれとして、運が開けてくる。運が喜ぶ自然法則にそった生き方をすることで、毎日が充実してくる。本書の内容を最低限にまとめると、以上のようになる。運が喜ぶ生活をしていれば、不幸になりようがないというわけである。

片づけをすること自体はたいして労力はかからないし、やれば気分がすっきりすることは確実である。言葉は悪いが、騙されたと思って、やってみるだけの価値はある。

運に好かれる人、見放される人
運に好かれる人、見放される人

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