『1日5分 自分を変える練習ノート』高津和彦/著

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0


著者は、人生は受験勉強のような1科目勝負ではないという。たしかに大学受験をはじめとする各種試験の場合は、どんなに他に足を引っ張るものがあっても、英語がめちゃくちゃ出来たら何とかなるものだ。志望校の選択を上手にすれば、まわりがあっとおどろく上位校へ合格することも決して不可能なことではない。だが、こと人生全般に関しては、そのような一科目勝負ではなく、全科目総合戦であると著者はいう。

スポンサーリンク

一芸に秀でていても

よくニッチなものを極めろといわれる。だが、それだけで食べられるのは、よほどそれが突き抜けたレベルでなければ無理だろう。個人にいたっては、さらにそうなる。例えば、いわゆる天才には、奇人変人が多い。ある分野には突出した才能を持っていて、世間の多くの人はそれを認めるが、その一方でそのような賞賛に値される人々が、同時に著しく常識に欠けていたりすることが少なくない。

要するに、もし文字通り一科目だけで食べて生きたいのであれば、本当に突き抜けるレベルまで極めなければならないということである。天才と証されるレベルにいたるには、もって生まれた才能が関わるものであるので、これは基本的に願ってどうにかなるものではなく、無理な話と考えたほうが合理的である。そうなると、やはり、総合科目主義で生きていくのが賢明な選択となる。

では、どうすればいいのか。本書で著者のいわんとするところを汲み取ると、そのような事態を避けるためには、さまざまな部分において最低及第点は越えるように努力をしていこう、ということになる。これは、決して難しいことではない。

人生は総合科目だ!

著者のいうところの総合科目とはなにか。それは、見た目、コミュニケーション能力、表現力、リーダーシップである。これらをそれぞれ一週間ずつ、改善していこうというのが、本書の趣旨である。それぞれ1日1つずつのワークがあって、それを実行していくことで、向上するようになっているので、実践的な作りとなっている。

まず、外見を変えてみよう!

本書の特徴としてあげられるのは、外見の改善が第1章におかれている点である。一般的にビジネス書が仕事上のテクニックやライフハック、はたまた精神論に終始するものが多い中、外見に手を入れることの重要性をまず謳って話を始める例は、極めて珍しい。

髪型や服装といったものはお金さえかければどうにでもなるものなので、結果が生まれるのも早い。そのため、ああ自分は改善された、アップグレードされたという認識を持つことができ、すぐに自信を持つことができる。

自分に自信を持つことから、すべては始まる

この、自分に自信を持つというのが、すべての始まりではないかと、わたしは思うのだ。著者はきっとそのような狙いもこめて、この章立てにしたのだろう。

せっかく高い能力を持っていても、たかが外見で損をしてしまってはもったいない。話し方が嫌味たらしくて、周りから敬遠されてしまうのも残念である、ビジネスシーンは総合点主義。ぜひともこの感覚を忘れずにいたいものである。

1日5分 自分を変える練習ノート<1日5分 自分を変える練習ノート> (中経出版)
1日5分 自分を変える練習ノート<1日5分 自分を変える練習ノート> (中経出版)

おすすめ記事

Kindle Oasisおすすめレビュー。高いが「買い」である3つの理由

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする